特徴
競い合える
Kirikoは、何人でも同時に参加可能なオンライン試験のプロトコルになります。
オンチェーン試験にありがちな、だれか一人でも正解を見つけた場合は試験が終了するというタイプの試験ではなく、制限時間内に何回でも解答を提出することができます。また、スマートコントラクト上ではだれがいつ解答を提出したのかを記録するため、解答の提出順位が保証されます。さらに、他者の解答を覗き見することができないように工夫することで不正を防ぎます。
オンチェーンで一気通貫 - Trustアンカーが不要
通常のオンライン試験の場合は、試験開始後に問題と解答が出題者によって変更される可能性、受験者が提出した解答結果が改ざんされる可能性、オンラインで発行された証明書が偽装されている可能性などが考えられ、試験の実行機関及びデジタル証明書の発行機関を信頼する必要があります。
Kirikoでは試験の問題から解答の提出、証明書の発行までをすべてオンチェーンに記録しています。そのため、出題者が問題と解答を公開した後は特定の第三者を信頼せずともその試験に合格したことをすべてオンチェーン上で証明することが可能になります。
そのため、試験の実行機関やデジタル証明書の発行機関の権威に頼る必要がなくなり、試験の中身や結果で評価する仕組みを作ることができる画期的な仕組みなのです。
良質なコミュニティ形成が可能
知識やスキルを証明することができると、オンチェーン上で特定の分野に詳しい人達でコミュニティを形成することができます。また、既存のコミュニティ内での知識確認手段として本protocolを利用することもできます。
詳しくは、ユースケースを参照。